Cathie Woodさん、ARKKの空売りについて語る

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2022.05.222021.08.20

Hi there! Alexです。前回、ハイテク株大人気EFTのARKKをピックアップしましたが、たまたま、今日のCNBCで最近、何かと話題のARKKに対しての空売りついて語っていました。ちょっとタイムリーでしたので、今日はその辺の話題をお届けします。

「破壊的イノベーション」VS「世紀の空売り」

The Big Short、「世紀の空売り」という小説のモデルとなった、リーマンショックの発端となったといわれる住宅ローン証券化がバブルだと予想して、バブル崩壊による相場の大崩れを予想して、その辺の信用商品（CDS）で大きく儲けた伝説的な投資家、Michael Lewisさんが、ARKKに対してもかなりの空売りを仕掛けていることが判明してちょっとしたニュースになっていました。

ARKK（およびその超ハイテク銘柄たち）はバブル、高すぎだろうと考えている人がいるということですね。ARKKの構成銘柄は、株価が１株当り利益の何倍かを示す指標、PERがとんでもなく高い数字の会社だらけですからね、、

ARKKはバブルなのでしょうか？

Cathieさんは、かつてのバブルというのは、あるアナリストアが、これはこちらよりバリュエーションが高い、そしたらこっちのアナリストがいやそれよりももっと高い、またまた違う人がそんなことはないもっともっと高いだろうと、、、イケイケドンドンだったのが、バブルであると考えると、

今は、そんな状態では全くなく、新しい会社がどんどんとIPOで参入してきているし、ARKが注力している「破壊的イノベーション」、ゲノム解析、ロボティクス、ブロックチェーン、エネルギー貯蔵、人工知能、これらの技術は、まだまだ本当に始まったばかりで、我々は会社にではなく、この５つの技術に投資している、とのことです。

インフレや金利が上がる状況が見込まれれて、株価がこの先、下がるのではないか？という問いに対しては、これらの技術は良い意味の方のデフレをもたらすものであると、EVやECサイトなど、過去の仕組みを破壊してきたものがあったが、S&P500を見ての通り、大きく成長しているでしょう

ARKのアナリストは、伝統的にセクターを調査するのではなく、技術を調査対象としているので、同じ技術が使われていれば金融だろうが医療だろうがその技術を追っかけます、なので、その技術に詳しい方を雇って、数字の見方やバリュエーションの出し方を教えたりするそうです。博士号をもった超専門家たちの集まりなんですね。そりゃすごいわけだ。