MGC、米国市場の超大型株に連動するETF
MGCの正式名称は、Vanguard Mega Cap ETF。日本語では、バンガード・米国メガキャップETFです。CRSP U.S. Mega Cap Indexに連動することを目指すETFとなります。
Vanguard社は、2021年1月時点の運用資産が7兆ドル、投資信託の分野で世界一、ETFではiSharesで有名なBlackRockに次ぐ、世界で2番目の投資資産運用会社で、低コストのインデックスファンドを世界に先駆けて設定したことが始まりの会社です。
CRSP U.S. Mega Cap Indexですが、CRSPは、Center for Research in Security Pricesの略語で、株式の過去データ等を提供している非営利団体です。そのCRSPが運用する全上場銘柄をカバーするUS Total Market Indexから、時価総額で上位約70%をカバーすることを目指す指数で、構成銘柄は約250社になります。S&P500は、500社、カバー率約80%となりますので、その半分の銘柄数となりますがカバー率は10%しか変わりません。250社位までくると、時価総額では上位の銘柄に影響を与えるような規模ではなくなることが理由です。
Vanguard Mega Cap ETF
MGC の組み入れ上位銘柄です。こちらも上位はS&P500とほぼ同じ構成比です。
S&P500連動のSPY、IVV、VOOとも比較してみました。
やはりS&P500 ETFの方が圧倒的に人気ですね、どうしても超大型でないとダメだというお方以外では、あまり選択するようなETFではないようです。ここは素直にS&P500に投資しておきましょう。
マネック証券の取り扱い銘柄です。
8月突入、夏枯れ相場などと言われますが、今日も米国市場は着実に緑色だったようです、、、、
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