[SPYD]SPDR S&P500高配当株式ETF、今更ながらこのETFを調べてみる

ETF

Hi there! Alexです。米国株なら高配当、高配当ならETFという記事を良く目にします。基本的には広く分散されていてあまり銘柄をわかっていなくても専門家に任せておけば大丈夫!、と思い、SPYDあたりは米国株を始める時にはポートフォリオに入れるのかなと自分では思っているのですが、少しくらいは調べてみました。

SPDR、スパイダーシリーズとは、

SPYDの正式名称は、SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF。日本語だと、SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETFになります。この頭のSPDRって、知っていますか?SPDRは、”A Standard & Poor’s Depositary Receipt”の略語で、Depositary Receiptは”預託証券、ですね、日本株が海外で上場されている”ADR”のDRと同じ”預託証券”です。預託証券は、その元となる株式を買って銀行等に預けておいて、その株式を裏付けとして証券を発行し、それを売買してもらうものです。信託銀行の金庫に大量に株券が置かれているのかな?いや今の時代はデジタルか、、

SPDRは”スパイダー”とも呼ばれ、1993年に、State Street Global Advisorsが[SPY]SPDR S&P 500 ETFとして、米国初のETF(上場投資信託)として設定された歴史的なETFで、そのシリーズものがSPDR〇〇として、セクター毎などに現在は132のETFが存在します。ETFと投資信託の違いは色々とありますが、私は、ETFの方が保有するコストが安いことと、個別銘柄のように、リアルタイムで売買できるのでETFの方が良いかと思っています。ただ、個別銘柄をしたことないのであれば、投資信託は、申し込みをして翌日買えている、買値を悩んだりしないで良いといったメリットもありますし、まだまだ日本の市場には上場されているETFが少ないので、欲しい商品によっては投資信託しかないといったこともあるかと思います。

SPYDの特色は、均等

そのSPDR/スパイダーシリーズの一つがSPYDであり、2015年と比較的最近の設定、S&P500指数の採用銘柄のうち、配当利回りが上位の80銘柄の”S&P500高配当指数”をベンチマークとしています。特徴としては、80銘柄を”均等配分”することになっているために、セクターの組み入れ比率が、代表的な指数に連動するETFなどとは、大分違うことです。

例えば、楽天証券でも買付ランキング上位に来るSPYはS&P500指数をベンチマークとし、銘柄毎の加重平均で構成されるために、上位には、Apple、Microsoft、Amazon、Facebookといったハイテクグロースセクターが構成比上位を占めます。一方で、SPYDは、均等配分なので上位は80銘柄全てトップ1ということになり、セクターは、金融、不動産、エネルギーといったディフェンシブなセクターが構成比上位となります。

ただし、年に2回、1月と7月に銘柄のリバランスがあります。よってその間の株価の変動によって、銘柄毎の構成比率は変わっていきます。言い換えると、今の上位10社にあるのは、前回のリバランスから株価が上昇した銘柄ということになります。参考までに銘柄トップ10を掲載します。そのうちに個別銘柄を調べてみたいと思います。

State Street Global Advisory Official site より

総経費率は0.07%と非常に小さく、分配金は四半期毎の支払い、特別配当金は除いた普通配当ベースになり、6月23日の株価ドルベースだと4.73%の配当利回りとなります。80銘柄に分散されていて配当利回りも5%超もあれば人気になるのも良くわかります。私もぜひ持っていたいです。

Created by TradingView

マネックス証券の取り扱い銘柄です。

Alex
Alex

ETFだけでも、2200銘柄以上あります、、それだけ見るのでも数年はかかるな、、、恐るべし米国。

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Hi there! Alexです。米国株の銘柄の探し方ってどうしていますか?私もメジャー銘柄以外はよくわかっていないので、少しでも多くの会社を取り上げて銘柄の引き出しを増やしたいと思います。本日のピックアップは、Iron Mountain(...
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