[XLY]ステート・ストリートの一般消費財・サービスセクターETF、SPDRならどうでしょうか?

ETF

Hi there! Alexです。昨日はVanguardの一般消費財・サービスセクターETF、[VCR]でしたが、今日は、ステート・ストリートのETFを取り上げます。SPDR(スパイダー)ブランドです。

XLY、米国市場の一般消費財・サービスセクターに連動するETF

XLYの正式名称は、The Consumer Discretionary Select Sector SPDR Fund。日本語では、一般消費財セレクト・セクター SPDR ファンドです。ベンチマークのINDEXとして、S&P 一般消費財セレクト・セクター インデックスに連動することを目指すETFとなります。このSPDRは、[SPYD]で解説した通り、”A Standard & Poor’s Depositary Receipt”の略語で、”スパイダー”とも呼ばます。

S&P 一般消費財セレクト・セクター インデックスですが、S&P500の構成銘柄から、産業セクターの一般消費財・サービスセクターに属する銘柄を、時価総額でもってピックアップしたインデックスとなります。よって、XLYは大型株のみで構成されるのに対して、昨日のVCRは、米国上場の大型、中型、小型からの一般消費財・サービスセクター銘柄になりますので、カバー範囲はVCRの方が広くなります。

The Consumer Discretionary Select Sector SPDR Fund

XLYの組み入れ上位銘柄です。Amazon、Tesla、Home Depo、Nike、マック、Lowe’s 、XLYは大型株のみですが、構成比の上位はもちろん大型、中型、小型を集めたVCRと同じ銘柄です。

SPDR Site より

VOO、VCRとも比較してみました。銘柄数がVCR 297銘柄に対してXLY 62銘柄、が大きな違いです。

過去5年のパフォーマンスはどうでしょうか?青がVCR、オレンジがVOOですが、VCRの方がパフォーマンスが高いです。コロナショック後でかなり差がついています。

過去1年だと、ほぼ似たようなパフォーマンスですが、一時期はパフォーマンスにかなりの差があったようです。

通行人
通行人

どちらをお勧めしますか?

パフォーマンスが良くて経費率が低いVCRがかなり魅力的に見えますね。ただし、過去のパフォーマンスが将来も保証される訳ではありませんので、、

Alex
Alex

大型株だけの方が比較的安定感があるかなとも思いますが、アマゾン、テスラの組み入れ比率が高いので、リスクが高いかもしれませんね、、

セクター別ETF、その前に、産業セクターのおさらいをしておきましょう
Hi there! Alexです。米国株の話をする時によくエネルギーのセクターが今日は上がりましたとか、セクターということをよく聞くかと思いますが、そのセクターの指数に連動するETFもかなり多くの設定があります。そのETFをピックアップする...
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました