[DIA]SPDR Dow Jones ETF、指数としては有名ですがS&P500よりカバー会社が圧倒的に少ないETFはどうでしょうか?

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Hi there! Alexです。インデックス投資の王道、S&P500連動のSPY、その次にS&P1500に連動するETF、SPTMを取り上げてみましたが、今回はダウジョーンズ指数に連動するETF、DIAです。

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DIA、Dow Jonesに連動するETF

DIAの正式名称は、SPDR Dow Jones Industrial Average ETF Trust。日本語だと、SPDR ダウ工業株平均 ETFになります。この頭のSPDR、[SPYD]で解説した通り、”A Standard & Poor’s Depositary Receipt”の略語で、”スパイダー”とも呼ばます。

[DIA]SPDR Dow Jones ETFは、スパイダーシリーズ、State Street Global Advisors設定の、ダウ・ジョーンズ工業株価平均の株価指数に連動することを目指しているETFです。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均とは、誰もが知っている指数ですね、ニューヨークダウとかって言われてます。これは、米国を代表する超優良株30銘柄から構成され、それぞの銘柄の単純な株価の平均指数です。よって、銘柄の構成比は、株価が単純に高い銘柄の構成比が高くなります。日経平均もそうですね、ただ日経225なので、225銘柄ありますが、ダウは30銘柄なので、ウェートの大きい会社の株価の増減が指数の増減に大きく影響します。

銘柄の入れ替えはS&P500でもでてきたS&P社と、Wall Street Journal社からの代表からなる委員会で必要に応じて決定されますが、アメリカを代表する指数のため、上昇していくよう、弱いか株から強い株に入れ替えられていくのが基本です。

ちなみに、S&P500は、SPYでも見てみたとおり、(調整があるものの)時価総額加重平均による指数なので、時価総額が大きな会社、ハイテクグロースの構成比が高いので、単純平均か加重平均か、銘柄数30か500か、の違いです。

Dow Jones ETF

VITの組み入れ上位銘柄です。Dow Jonesは株価の単純平均のために、組み入れ株数は表のとおり、全て同じ株数になっています。よって株価が高い会社が構成比率で上位に来ています。

State Street Global Advisory Official site より

SPYとの比較でいくと、総資産が約30Bドルで、SPYの1/10の規模、経費率0.16%(SPY0.0945%)、1年のパフォーマンス38.49%(SPY40.09%)、3年14.66%(SPY17.83%)、5年16.70%(SPY16.99%)、指数の内容が結構違うので、かなりの差が出るのかと思ったのですが、そこまでないんですね。とても勉強になりました。

インデックス投資は、効率的市場仮説により市場全体に投資することで、効率的に運用しようという手法です。ダウは知名度抜群ですがいくら超優良の30銘柄だとしても、市場全体とは言い難いです。ただ、銘柄の選択が委員会によるもので、なんとかしてこの指数がこの先も上がっていくように銘柄選択に知恵を絞ってもらえると思いますので、この先も上がる可能性が高いのでしょうか?

アメリカを代表する銘柄とはいえ委員会による銘柄選択なのである意味アクティブ投資とも言えます、インデックスETFを調べれば調べるほど何を選択すべきか、余計わからなくなってきました、、、

マネック証券の取り扱い銘柄です。

Alex
Alex

インデックス投資が最強なような気がしていますが、男のロマンとして、個別銘柄投資で一攫千金!なんて夢みたいです、、

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