Hi there! Alexです。米国株をやっている方は、どうやって米国市場に上場している個別銘柄を知るんですかね。こちらで暮らしていても普段耳にしない銘柄が沢山あります。少しでも多くの会社を取り上げて銘柄の引き出しを増やしたいと思います。本日のピックアップは、DoorDash(ドアダッシュ/NYSE:DASH)。Albertsonsとの協業発表が報道発表があり今日は上げていました。
DoorDashとAlbertsonsが協業を発表
DoorDashは、2020年12月上場のカリフォルニア州サンフランシスコをベースとした、レストランなどからの料理を宅配するサービスを提供する会社です。ソフトバンクグループが出資しているので日本でも有名ですし、コロナ禍で大幅に業績を伸ばした業界です。日本だとウーバーイーツに出前館が人気でしょうか、
そんなDoorDashですが、先日ピックアップしたAlbertsons(NYSE:ACI)と、Albertsons傘下のスーパーマーケットチェーンからオンラインでの宅配が可能になるサービスを発表し、今日は終値ベースで、+5.88ドル(+3.51%)値上がりしています。私もよく活用するVONSも対象のようです。VONSのオリジナルのサービスは過去に利用したことがあるのですが、配送サービスのキャパの問題なのか翌日以降の配達枠を設定するので、ちょっと使いづらかったりしました。今回、Dashと組むことで、即日の配送と、通常の食料品類に加え、総菜のような調理済みの商品も選択できるようになり、サービスが拡充されます。これらに加え、対応配送時間帯が伸びることなど、Albertsons側は、オンラインに注力しながらも配送の部分はDoorDashを活用することができること、DoorDash側もラストワンマイルのプラットフォーマーとして、この先、取り扱い商材、店舗の拡大で、よりユーザーの囲い込みを期待しています。
競合UberEatsとの比較
この分野、米国ではUberEatsが競合です。日本でもUberEatsが人気のように、対応する国ではUBerEatsの方が多いのですが、米国内だとDoorDashが約4000都市に対してUberEatsは800程度とDoorDashの方が都市のカバレッジが広いです。対応しているお店やメニューは同じような感じですが、DoorDashは公式に対応していないお店でも注文することが可能です。そういう意味ではDoorDashの方がお店のカバレッジも広そうです。
値段は、どちらも宅配の距離や、その都市の加工食品に対する税金、手数料などがかかりますが、競争社会、同じような価格帯です。また、ミニマムオーダーとして一定の金額未満の場合には、追加の手数料が2ドルかかったりします。知り合いの一人暮らしも無理にシェイクを追加したりして、ミニマム手数料を避けるようなことをしていましたが、良い作戦ですよね。ライドシェアのUber vs Liftのように、DoorDashとUber Eatsの両方のアプリを立ち上げてどちらが安く済むかを調べてからオーダーするのが、皆行っている方法です。たまにプロモーションやっていたりで全然違った金額になったりします。
サブスクももちろんあります。DoorDashは、DashPassといい、月9.99ドル、指定のお店から15ドル以上のオーダーで配送料がフリーになります。月に３回以上利用すると得です。UberEatsも、Eats Passといい月9.99ドル、15ドル以上のオーダーで配送料フリーは一緒なのですが5%offにもなりますので、UberEatsの方がお得です。今回のAlbertsonsとの協業でもDashPassのユーザーは25ドル以上のオーダーで配送料がフリーになります。
米国もこの先高齢化が進み、公共の交通機関が拡充している都市は限られ、基本はマイカーとなると、高齢者には日々の買い物も大変になるので、この辺のサービスは今後もますます一般的になってくるものと思っています。
株価は上場来高値からは20%程度低いところです、業績はまだまだ会社としてはユーザー数、取り扱い店舗の拡大を目指しているフレーズで特にマーケティング費用をかけているために最終は赤字ですが、2021年3月期の営業キャッシュフローは黒転換しています。
マネックス証券での取り扱い銘柄です。
サブスクしたら外食だらけで違った意味で危険なので、この手のサービスをサブスクすることはないのですが、アリだなとは思います。
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