Hi there! Alexです。今日のピックアップは、資本財・サービスセクターのETF、スパイダー版です。景気敏感セクターです、航空、鉄道と言った銘柄が構成比上位です、VanguardのVISと比べてみました。
XLI、米国市場の資本財・サービスセクターに連動するETF
XLIの正式名称は、Industrial Select Sector SPDR Fund。日本語では、資本財セレクト・セクター SPDRファンドです。S&P 資本財セレクト・セクター インデックスに連動することを目指すETFとなります。このSPDRは、[SPYD]で解説した通り、”A Standard & Poor’s Depositary Receipt”の略語で、”スパイダー”とも呼ばます。
S&P 資本財セレクト・セクター インデックスですが、S&P500の構成銘柄から、産業セクターの資本財セクターに属する銘柄を、時価総額でもってピックアップしたインデックスとなります。よって、XLPは大型株のみで構成されるのに対して、VISは、米国上場の大型、中型、小型からの資本財セクター銘柄になりますので、カバー範囲はVISの方が広くなります。
組み入れ銘柄、パフォーマンス等

XLIの組み入れ上位銘柄です。Honeywell(航空機のエンジンや交通管理システム等)、Union Pacific(鉄道)、 UPS(貨物)、Raytheon(防衛、航空、宇宙事業) Boeing(航空機) など、航空機、宇宙、鉄道、貨物など、大型の重厚長大な銘柄が並んでいます。Top5まではVISと同じ構成銘柄となっています。
過去の配当実績です、平均配当率は2%を少し下回る水準です。

VOO(S&P500)、VISとも比較してみました。

過去5年、VOO(オレンジ)とVIS(青)とのパフォーマンス比較です。VOOが強いの確かですが、VISとの比較だとほぼ同じようなパフォーマンスとなります。

過去1年ならどうでしょうか?

経済再開局面ではVISの方がパフォーマンスが高かったようです。組み入れ銘柄数がVIS 353に対してXLIは75ですので、組み入れ銘柄の構成比でパフォーマンスが変わってきますよね。

どちらがお好みですか?

経費率が低く、組み入れ銘柄数が多いVISの方がインデックス投資としては良いですね

キャッシーウッドさん、先週もまたコマツ株買い増していましたね、、


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