[VAW]Vanguard Materials ETF、バンガードの素材セクターETF

ETF
Vanguard Official Twitter account

Hi there! Alexです。今日のピックアップは、素材セクターのETF、バンカード版です。素材セクターは、一般消費者からはなかなか距離感が遠い業種かと思いますが、素材も逼迫しているという記事もよく見かける今日この頃、このセクターの調子はどうでしょうか?

VAW、米国市場の素材セクターに連動するETF

VAWの正式名称は、Vanguard Materials ETF。日本語では、バンガード・素材・セクターETFです。ベンチマークのINDEXとして、MSCI USインベスタブル・マーケット・素材25/50インデックスに連動することを目指すETFとなります。

Vanguard社は、2021年1月時点の運用資産が7兆ドル、投資信託の分野で世界一、ETFではiSharesで有名なBlackRockに次ぐ、世界で2番目の投資資産運用会社で、低コストのインデックスファンドを世界に先駆けて設定したことが始まりの会社です。

MSCI USインベスタブル・マーケット・素材25/50インデックスですが、まず、MSCIですが、Morgan Stanley Capital Internationalの略語で、株式や債券等の金融商品のインデックス等を全世界的に提供している金融サービス会社の名前です。社名にモルガンスタンレーとありますが、現在は、モルガンスタンレーから独立した会社であり、NYSEにも上場しています[MSCI]。

そのMSCIが、GICSの素材セクターの定義に基づき、米国上場の大型、中型、小型の銘柄を抽出し、時価総額ベースで構成したインデックスとなります。25/50とは、1銘柄の構成比が最大で25%を超えない、構成比が5%を超える銘柄の合計構成比が50%を超えないように制限する手法で、税務的な要件をクリアーするために比較的色々なインデックスで採用されています。

Vanguard Materials ETF

Vanguard site より

VAWの組み入れ上位銘柄です。Linde(産業用ガス)、Sherwin-Williams(ペンキ/連続増配銘柄)、Air Products & Chemicals(産業用ガス)、Ecolab(衛生関連)、うーん、馴染みがないです、、

過去の配当実績です、可もなく不可もなしといったところでしょうか。

私のポートフォリオの最優良候補、VOOとも比較してみました。

過去5年のパフォーマンス比較です。オレンジがVOOですが、グロース株の分だけVOOが良好です

過去1年ですが、VOOを上回るパフォーマンスです。デルタ株の拡大前は景気拡大観測に、インフレ見通しが強かったからでしょうか、特に大きくVOOをアウトパフォームしています。

通行人
通行人

素材セクターの特徴は?

Alex
Alex

このセクターは、素材ですので、生産に必要なもの、景気拡大局面では先行的に伸長するような業種です。

Alex
Alex

特に、今は、半導体部品の逼迫の影響で、素材も先行手配を多めにかけているので、今年は比較的良好なパフォーマンスをあげる会社が多いのではないでしょうか

セクター別ETF、その前に、産業セクターのおさらいをしておきましょう
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