Hi there! Alexです。金とか銅とかの相場が下がっているというニュースを目にしますよね。投資先として商品取引もその選択の一つで、リスクを抑えるための分散投資先として検討している方も多いかと思います。私は投資先として選択するにはあまりに知識がなさすぎるので金は無いかなと思うのですが、なぜ最近下がっていたのか理解するために、自分メモとして取り上げてみます。
有事の金、って今も言うのでしょうか?
昔から、有事の金、戦争が始まったりミサイルが飛んだりしたら、金を買え!って言われていたのを覚えています。金は安全資産として、市場のリスクが高まった時にその逃避先として選択されることが多いのが理由です。よって株価が下がれば金価格が上がるということが多かったようです、またドルとの逆相関も強かったようですが、最近は、特に米国市場が好調なのに、金相場も上がったりで、明確な相関や逆相関は無くなっているようです、、
この数日の下げ相場は、先週発表された米国雇用統計が市場予測を大幅に上回ったことで、また市場が金融引き締めを織り込み始めたこと、これによって、金余りの資金が今まで金相場にも入っていたものが細るのではないのか、という思惑が強かったようです。金は持っているだけでは、利息もつきませんし、インフレになっても値段が上がらなければ投資としては損となりますし、金融引き締めで債券価格が下がれば(金利が上がれば)、そちらの方が魅力的な投資先となりますので、そういった時は金価格は下がることが多いようです。
また、このところの金価格が上り調子で上がっており、史上最高値圏で推移していたことで、ちょっとしたニュースでもって利益確定の売りが出やすかったのでしょう。
また、石油などと一緒で、商品取引ですので、需要と供給でもって価格も変動します。金で作った豪邸が欲しい!という海外の超大金持ちの方が現れて金を買い占めば価格があがるだろうし、金のビックリするような埋蔵量がある金鉱が発見されれば金価格は急落するのかと思いますが、半導体じゃないですけど、世界的にまだまだコロナ影響があるなか、採掘現場も何かしらの影響がでているかと思うので、供給は少なくなっているのではないかと推測します。だからと言って急に値が上がるものではないのですが、、
相場が下がっているととはいえ、金の価格がゼロになるということはないかと思いますので、ある程度のディフェンス力はあるかと思います。リーマンショックでやはり株価が80%とか下落している実績からすると、もしかするとまたこの数年先にリーマンショック級の大暴落が来た時に、ポートフォリオで輝くのはこの先、金かもしれません。
ビットコインとの相関はあるのでしょうか?
また、金や外貨は、各国の中央銀行が輸入決済のために準備しておかないといけないルールがありますので、その制度がある限りは大量の金が必要とされます。その準備資産にビットコインが入るかもという記事を読んだことがあります。そういう意味では、仮想通貨、ビットコインなどとの相関はどうなんでしょうか?金のような希少資産を買うのと、ビットコインも埋蔵量に限りがあり、ある意味希少資産なので同じような相関を示すのでしょうか?でも直近は金相場は下がっているものの、ビットコインはまた復活の狼煙をあげてかなり上がってきていますが、こういうトレンドは中長期的に見てということなので、短期での動きではなかなか判断しづらいです。そもそも私、いまだに仮想通貨がなぜその価値があり、その値段なのか、理解できていませんので、そこから勉強しないといけないようです、、
実際に金を買うということもできるようですが、保管の問題だとか現物を扱うのも大変なので、ETFでも金を間接的に保有できます。また、日本のETFですが、純金上場信託(現物国内保管型)/1540などは、ある程度の金額になると実際に金に変えられるそうです。金の延べ棒って正直、TVでしか見たことないですが、万が一、投資で大儲けしたら1個だけ記念に買ってみたいです。米国市場にも金のETFがありますので、そのうちに取り上げてみたいと思います。
金の現物を買うことはないかなと思いますが、金の価格に敏感になることは、国際情勢にも詳しくなることでもあるので、市場の勉強のためにETF、少しは持ってみたいと思いした。



てっきり、オリンピック需要がなくなったから金の価格が下がったと思っていましたよ(汗


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