Hi there! Alexです。前回のDHS高配当ETFに続き、今回は、大型株の配当銘柄を集めたウィズダムツリーの高配当ETF、DLNになります。メジャーな高配当ETFと見比べてみてどうでしょうか?
DLN、米国市場の大型株のうち配当銘柄を集めたETF
DLNの正式名称は、WisdomTree U.S. LargeCap Dividend Fund。日本語では、ウィズダムツリー米国大型株配当ETFです。米国市場に上場された銘柄のうち大型株で配当がある銘柄を集めたETFとなります。
WisdomTree社は、世界を代表するETF特化の運用会社で、NASDAQの上場会社です[WETF]。世界各国で様々な投資資産を対象としたETFを設定しており、独自の運用スタイルを強味としています。特に、あの「株式投資の未来」で有名なシーゲル教授がアドバイザーとなっていて、そのコンセプトのETFも設定されています。「株式投資の未来」は高配当銘柄、増配銘柄への投資がリターンが良いといった内容なので、高配当関連のETFが他社と比べて圧倒的に多いのがWisdomTree社の特徴かと思います。
WisdomTree社のインデックスは、独自のルールに基づく独自の手法に基づいているのですが、DLNの場合は、配当を支払っている会社で構成されるWisdomTree配当インデックスから上位の300銘柄を大型株として構成されています。構成比は配当額による加重平均で銘柄の入れ替えは年1回となります。大型銘柄300社になりますのでS&P500社の上位で配当を支払っている会社300社ということになるかと思いますが、時価総額加重平均ではなく、配当額での加重平均での構成比となるので、S&P500とは違った指数の構成となります。
WisdomTree U.S. LargeCap Dividend Fund
興味深い上位10社になります。配当の考え方が米国ではかなり違うというか、日本では投資先がなくても内部留保が優先されることが多いのですが、米国では明確な投資に充てることがなくなってくると株主への還元として配当を支払いうことが多くなりますが、必ずしも成熟企業ということでもないです。
過去に紹介した高配当ETFとも比較してみました。
将来の増配と株価上昇の両方を期待できるETFかもしれません。シーゲル先生の本の内容に近いETFでしょうか、これもとても興味深いETFでした。色々とあって見ていて楽しいですね。
マネック証券の取り扱い銘柄です。
いよいよオリンピックも終盤、スポーツは素晴らしい、たくさんの感動をもらいました。色々と言われていますが、オリンピック開催できて、私としては良かったかと思います。
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