Hi there! Alexです。SPDRシリーズを何度かピックアップしてきました。正直、有名なSPDRシリーズですが、知らないETFもありましたので、個人的にはかなり勉強になりました。今回は、こちらもメジャーなETFだと思いますが、連続増配にスポットを当てた高配当ETF、SDYです。
SDY、S&P 高配当貴族指数に連動するETF
SDYの正式名称は、SPDR S&P Dividend ETF。日本語だと、 S&P 米国高配当株式 ETFになります。この頭のSPDR、[SPYD]で解説した通り、”A Standard & Poor’s Depositary Receipt”の略語で、”スパイダー”とも呼ばます。
[SDY] PDR S&P Dividend ETFは、スパイダーシリーズ、State Street Global Advisors設定の、S&P高配当貴族指数に連動することを目指しているETFです。
S&P高配当貴族指数とは、S&Pコンポジット1500指数（SPTMの構成銘柄）のうち、過去20年以上連続して増配を続けている高配当利回り銘柄をピックアップしたものです。各銘柄の構成比率は予想配当利回りを基準とし、四半期毎に調整され、指数構成銘柄の見直しは年1回（1月）とし、リバランスは1月、4月、7月および10月の各最終営業日の終値をもって実施されるとのことで、銘柄の入れ替えが大きいのでコスト的に結構かかってしまうイメージなのでしょうか？
増配を続けている会社様は高貴であると、だから配当貴族と名付けられたようです。日本でも花王などが有名ですが、事業会社務めには、20年増配は相当凄いことで羨ましいです。会社が絶えず進化してその都度大きくなっているか、相当競争力と独占力があり潤沢なキャッシュフローマシーンがあるような会社たちです。ちなみに、50年以上も増配を続けている会社は配当王と呼ばれているらしいです、配当王がゴロゴロと出てきたらのその上は何になるのでしょうか？
SPDR S&P Dividend ETF
SDYの組み入れ上位銘柄です。上位は、個別銘柄でも高配当株価としてピックアップされる銘柄が並んでいます。参考までに今日時点の予想配当利回りも掲載しておきます。
総資産が約19.8Bドル、SPYDが4.7Bドルなので、SPYDの4倍の規模です。経費率0.35%（SPYD 0.07%）、1年のパフォーマンス38.17%（SPY51.84%）、3年12.89%（SPYD7.90%%）、5年11.50%（SPYD8.91%）、キャピタルゲインのためにというよりも配当狙いでの保有だと思いますが、配当利回りとしては2.63%、SPYDは4.75%なので、じっくり時間をかけて元本ベースでの配当利回りが高まることを楽しむ、いえいえ、増配銘柄は業績も伴うということでキャピタルゲイン狙いです、の両方を楽しめるETFでしょうか。過去に銘柄の入れ替えに伴って特別な分配金を払っているようですので、その辺の狙いもあるのでしょうか、
今が高すぎるので、そのうちに、下がってきてくれることがあればぜひポートフォリオに組み入れたいETFですね。
マネック証券の取り扱い銘柄です。
増配が長い会社のCFOは、配当王に俺はなる！ って言ってるんですかね、、宣言してもらったらぜひ買います。
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