Hi there! Alexです。インデックス投資の王道、S&P500連動のSPY、と高配当ETFのSPYDをきっかけにだいぶSPDRシリーズをピックアップしてみましたが、今回はS&P500 グロース株式連動のETF、SPYGを取り上げてみました。
SPYG、S&P500グロース株式指数に連動するETF
SPYGの正式名称は、SPDR Portfolio S&P 500 Growth ETF。日本語だと、ポートフォリオS&P500®グロース株式ETFになります。この頭のSPDR、[SPYD]で解説した通り、”A Standard & Poor’s Depositary Receipt”の略語で、”スパイダー”とも呼ばます。
[SPYG] SPDR Portfolio S&P 500 Growth ETFは、スパイダーシリーズ、State Street Global Advisors設定の、S&P500グロースの株価指数に連動することを目指しているETFです。
S&P500グロース指数とは、S&P500指数の500社の、グロースファクター(1.過去3年の株価に対してのEPSの変化率、2.過去3年の一株当たり売上高の成長率、3.過去1年の株価のモメンタム、株価の動きに勢いがあるかどうか)、バリューファクター(1.price-to-book ratio (P/B ratio、株価純資産倍率) 、2.price-to-earnings ratio (P/E ratio、株価収益率)、3.price-to-sales ratio (P/S、株価売上高倍率)をスコアー化し、そのスコアーの結果から、グロース33%、バリュー33%、混合(中間)34%に分類します。この層から、グロースと混合(中間)をピックアップしたのがS&P500グロース指数で325社が対象となります。基本は時価総額基準で組み入れられ、年1回、12月にリバランスが行われます。
Portfolio S&P 500 Gowth ETF
SPYGの組み入れ上位銘柄です。基本的にS&P500からのピックアップでグロース上位からなので、SPY同様の銘柄が並んでいます。SPYにあったBerkshire Hathaway、バフェットさんの会社とJP Morganが抜け、その2銘柄はバリュー側に、代わりに、Paypal、Adobeがラインクインしています。組み入れ比率は、S&P500からの67%のピックアップなことと、上位33%は時価総額比率でかつ中間の銘柄層よりも多めに配分されるので、組み入れ比率もSPYよりも高くなっています。
総資産が約12.8Bドル、経費率0.04%(SPY0.0945%)、1年のパフォーマンス41.27%(SPY40.09%)、3年23.01%(SPY17.83%)、5年21.71%(16.99%)、グロース比率が高いのでこの5年のパフォーマンスはSPYより高いです。
S&P500からのピックアップなので、Nasdaq銘柄も対象です。グロースでは有名なETF、QQQがありますので、その辺とも後日比較してみたいと思いますが、経費率が0.04%と非常に低く、少しグロースで強気にと思うのであれば良いのかもしれません。今からでも米国グロース株はまだまだこれから?
マネック証券の取り扱い銘柄です。
日経が下げてますね、そろそろ世界的に潮目が変わってきたのでしょうか、、
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