Hi there! Alexです。インデックス投資の王道、S&P500連動のSPYを取り上げてみましたが、500銘柄の選択に恣意性が入るかもしれないということで、もう少し市場全体をカバーするETFを取り上げてみました。今回はSPTMです。
SPTM、S&P1500に連動するETF
SPTMの正式名称は、SPDR Portfolio S&P 1500 Composite Stock Market ETF。日本語だと、SPDR ポートフォリオ S&P 1500コンポジット・ストック・マーケットETFになります(ってカタカナにしただけじゃないか!)。この頭のSPDR、[SPYD]で解説した通り、”A Standard & Poor’s Depositary Receipt”の略語で、”スパイダー”とも呼ばます。
[SPTM]SPDR S&P 1500 ETFは、スパイダーシリーズということで、State Street Global Advisors設定の、S&Pコンポジット1500の株価指数に連動することを目指しているETFです。
S&Pコンポジット1500指数とは、S&P (Standard & Poor’s) Dow Jones Indicesが運営、公表している米国の株価指数で、新興市場を含む銘柄から、S&P 500社(大型)に加え、S&P MidCap(中型) 400社と、S&P SmallCap(小型) 600社と、合計1500社で構成され、時価総額の上位約85%カバーする指数です。S&P500が80%ですので、そこから5%の構成比増です。S&Pのインデックスでは一番のカバー率を誇るインデックスです。
以前は、SSGAトータル・ストック・マーケット指数として市場全体の約2800社をベンチマークとしていたものの、2020年1月に現在のS&Pコンポジット1500に変更しています。これは、経費率を下げ、他のファンドとの競争力を上げるためだったと思いますが、
S&P1500 Index ETF
SPTMの組み入れ上位銘柄です。S&P500を含むので、構成比の上位はSPYとはっきり言って同じです、、こちらもハイテクグロースの時価総額が高い有名な会社が並んでいます。
S&P1500の株価指数に連動するETFは見つかりません、、[ITOT]iShares Core S&P Total U.S. Stock Market ETF が同じような感じなのですが、イマイチ理解できなかったので次回調べてみましょう。SPTMの基準価格も中長期では綺麗な右肩上がりです。SPYとの比較では、経費率は同じ0.03%、運用実績は、過去1年間の基準価格が42.02%up、SPYは40.09%とSPTMが2%弱アウトパフォーマンスです、おー、これくらだと誤差の範囲内でしょうか、、でも2%はすごく大きいですよね、、
マネック証券の取り扱い銘柄です。
500か1500か、よりカバー率が広いほうが、より市場連動なので、恣意性がないように感じますが、そのうちに、この違いが感覚的にわかってくるのでしょうか、、
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